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本当の目的を達成するために、感情に任せて動かない!・・・という本のご紹介

 

こんにちは! アクティブのイシダです。

 

今日はようやくさわやかな秋晴れ!・・・と思いきや、明日からの連休はまた台風による雨予報という横浜です。

 

せっかく気持ちの良い季節なのに、残念ですね(><)

 

さて、今日は英語教育とは少し離れてしまうのですが、最近読んでいる本についてご紹介します。

 

最近読んでいる、と言いつつ、実はかなり前に流行った?本でして。

タイトルは扇情的に「頭に来てもアホとは戦うな」というものなんですが、その中身は、タイトルとは裏腹?に、当たり前の、だけど大切な人付き合いのヒントがいくつも書いてありました!

 

 

 

この本、たぶんオットがもらったか中古で買ったかした本で、なぜか自宅にいつの間にか置いてありました。

 

(オットがハードカバーの本を本屋で買っているのは見たことがないので笑、もらった線が9割、中古で買った線が1割です!)

 

タイトルが、なんだか「売れる目的でわざと扇情的なタイトルにして、なんなら赤字×黒字で挑発的にしてみました」という外観だったので、読む気がしなかったのですが・・・・・。

 

たまたま時間がちょっとあったときに読み始めたら、とても面白くて読みやすい本でした!

 

 

ちなみに、著者は証券会社→新聞社を経て参議院議員として政治活動も精力的に行ってきたという方です。

 

政治家の常として、ネット上ではいろいろと批判もされていましたが、批判している方たちは、この本をお読みになったのかな?

 

 

本の内容は本当にまっとうで、ものすごくざっくばらんにまとめてしまうと、この記事のタイトルにもあるように、

 

「本当の目的を達成するために、感情に任せて動かないことが重要ですよね」

 

というもので、まさにその通り!なんです。

 

 

しかーし。これって、やっぱり言うは易く行うは難し、というものでもあります。

 

「カッと来たら、幽体離脱をして、冷静に客観的に状況を把握しよう」

 

という部分なんかは、本当に、それが出来ればいざこざに発展しないで済んだことはいくつもあったよ・・・トホホ、という感じです。

 

 

ほかには、

 

「メンツより実利を取れ」

 

ということも仰っていて、つまり、上司や世間に理不尽な応答を要求されても、馬鹿正直に反抗しないで「従ったふりだけでもする」ことが重要。

 

本当の目的を達成するためには、嫌な奴が相手でもニコニコ友好的に接しなさい。

 

自分を下げて相手を持ち上げたって、あなたの価値は下がりませんよ。

 

社会で成功したかったら、「人に好かれること」「人の気持ちや希望を読み取ること」が何よりも大事です! ・・・・というような内容が書かれていました。

 

 

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近年では、若者のコミュニケーション能力の低さが問題視されていますが、この本に書かれているのは、まさにコミュニケーション術の、しかも上級編、といった感じです。

 

 

うーん、確かに・・・・。

見習いたい、わたしも・・・・・。

 

ということがたくさん書かれていたのですが、一方で、

 

「これが全部できる人っているのは、自己愛がしっかり確立してして、自分に自信があるという人だけかもな」

 

とも思いました。

 

 

「裏ではベロを出していて良いから、自分を下げて、頭にくることを言われても『たしかに仰る通り!私が違っていました!』」

 

「ゴルフやカラオケ。できても出来ないふりをして、相手を持ち上げて可愛がられろ」

 

というアドバイスがあったのですが。

 

こういうのって、

 

「まあ、本当はオレの方がずっと上だもんね」

 

という自信がないと、やっぱりなかなか出来ない芸当です。

 

 

 

・・・ということで、この本を読んだ全体的な感想としては、だいぶ強引な結論になるかもしれないのですが、コミュニケーション能力を磨くために、必要になってくるベースは「自己愛」なのかな、と感じました。

 

そういわれてみると、最近は「自分に自信が持てない若者が増えている」ということも言われているような・・・・。

 

 

子供に色々な習い事をさせて、その子の能力を引き出してあげたい、と思っている保護者の方も多いと思いますが、それ以上に大切なのは、

 

「あなたは本当に大切で愛されているんだよ」

 

ということを繰り返し態度や言葉で示してあげて、自分に自信がある、自己愛を十分に持てる子供に育てていくと良いのではないでしょうか。

 

 

明日からの三連休、どうやらあまり天候も良くないみたいですので、たまには「読書の秋」を実践してみてもいいかもしれないですね。

 

それでは、また!

2019.09.20 |  714 | 

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