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公立小学校の英語授業 その6

 

前回は「曜日」がテーマでしたので、今回は「月」がテーマの小学校英語の授業をご紹介します。

 

 

「12ヶ月」を覚えよう!

 

「Hello!」

 

元気の良いあいさつで教室に先生が入ってきました。

 

 

たまにサボっている生徒もいますが…、みな元気に「Hello!」と返します。

 

元気なあいさつはとても大事ですよね。

 

今日は「12ヶ月」を覚えましょう。

 

1月から12月までの用紙を黒板に貼っていきます。

 

用紙には、各月が英語で書かれている他、その月を象徴するようなイラストもかかれています。

 

例えば、Aprilだったら入学式、Decemberだったらクリスマスツリー、といった風です。

 

まずは先生がお手本で読んでいき、それを全員で復唱します。

 

ここまで初心者の生徒は、自分がいったい何を言わされているのか全然わからないようですが、イラストもあるので数回繰り返しているうちに、なんとなく想像がついてきて『ああ、月の勉強をしているんだな』と理解してきます。

 

 

数回の繰り返しで全部は覚えきれませんので大体覚えたら、全員椅子から立ち、教室の後ろ側のロッカーの前に並ぶように先生に指示されました。

 

いったい何が始まるのでしょうか?

 

「Stand up!」「Stand up!」

 

積極的な性格の生徒は以前覚えた単語を、こんな時ここぞとばかりに使います。

 

実際にどんどん口に出して使ってみるのはとても良いことですね。

 

 

これからはじめるゲームの内容を先生は英語で説明します。

 

・・・・だけど生徒は誰もわからず。

 

そこで、補助の先生と担任の先生が日本語で説明してくれます。

 

まず、生まれた月ごとにグループを作り並びます。

 

このクラスは1月、9月生まれが多いようです。

 

逆に1人だけというちょっぴりさみしいグループも。

 

ゲームの内容はと言えば1月のグループから順に自分の生まれた月を大きな声で言っていき、そのタイムを計るというもの。

 

単純なゲームですが大勢でやると盛り上がります。

 

2、3回練習したらさあ、本番です。

 

1月から、12月まで何秒かかるのか?

 

「Ready go!」の合図でさあ、スタート!

 

 

結果は…10秒もかからず終了。

 

他のクラスより早かったと聞き、皆大喜びです。

 

この年頃の子達はタイムを競い合ったり、競争したりするのが大好きですね。

 

授業の最後にまた復習をして今日は終了です。

 

今まで学習してきたものより耳馴染みのない新しい単語ばかりなので一人で全部覚えるのはなかなか難解で、苦労しているのが印象的でした。

2013.05.06 |  727 | 

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