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公立小学校の英語授業 その4

 

今日はnumberについての授業レポートです。

 

いつものようにハローソングをみんなで歌って、さあ授業のスタートです。

まず、1~12までと30、31の数字が書かれたA4ほどの紙を黒板に貼っていきます。

 

 

今日は全部で14個の数字を勉強していくようです。

 

紙はきれいにラミネートされているので一度作ってしまえば長く使えるのがいいですね。

 

貼り終わったら、先生が英語での数字の発音の仕方を教えてくれます。

 

たとえば先生が「3」の数字を指差し、「Three!」と発音してくれるので、全員で「Three!」とリピートしていきます。

 

 

先生がまた、違う数字を指差します。

 

何度も繰り返してしばらくの間練習、練習。だんだんと先生は数字を指差すだけになりますので、生徒たちは自身で覚えていかなくてはいけません。

 

このようにして発話を促していきます。

 

また、最初は1→2、2→3といったように順に数字を練習していましたが、慣れていくにつれ指差す数字をランダムにしてみるとどうでしょう。

 

順に沿えば簡単に言えていたものが、5→8と指差されてしまうとちょっと戸惑ってしまい、答えるまでに少し時間がかかってしまうようです。

 

生徒たちも楽勝!と思っていたけどそうでもないかも、と思い集中力が増していきます。

 

ところで英語を習っていない生徒でも、小学校3年生くらいだと1~10までなら、何なく英語でカウントできますよね。

 

教室でも「コレ知ってる~」「簡単だよ!」の声が最初聞こえてきました。

 

でも、それ以降の、10以上の数字はどうでしょう。

 

まずは11「eleven」、こども向け人気アニメのタイトルにも使われていることもあり、耳馴染みがいいようです。すぐに覚えることができます。

 

次に12「twelve」、これが難関のようです。

 

何度先生が繰り返し教えてくれてもなかなか皆、覚えることができません。

 

一度覚えても他の数字を練習して戻ってくると

「12………、あれ、何て言うんだっけ?」

 

 

英語を習っている数名の生徒が「twelve!」というのを聞き、あいまいなリピートでなんとかついていく他の生徒たち…。

 

先生も珍しく少し困り顔?です。

 

30と31は少し難しいと感じるものの、すぐに忘れてしまうということはないようです。

それでもある程度、皆の頭に入ってきたら今度は連続してすべての数字を順番に言ってみます。

 

 

今日の授業の仕上げです。

 

最初は「One, two, three…」とゆっくりしたスピードで、慣れてきたら徐々にスピードアップしていきます。

 

スピードが上がるにつれ、子どもたちも盛り上がっていきます。

 

先生に「もっと早いスピードにして!!」「このスピードでもう1回やりたーい。」といってみたり、

 

「もっと別の数字も混ぜて!!」とリクエストしたり、といった具合に興奮気味です。

 

盛り上がりつつも今日はもうおしまいの時間です。

 

最後にGood-bye songもいつものように歌います。

2013.05.04 |  671 | 

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