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公立小学校の英語授業(小3) その1

 

横浜の公立小学校では現在、週1回英語の授業が行われています。

 

今回取り上げていくのは、おもに小学校3年生(中学年)の子どもたちの英語授業です(機会があれば他の学年についても書いていきます)。

 

この学年の子どもたちが1年生だった頃は、月に2回程「国際理解」という授業があり、英語圏の講師に限らない国籍の講師と触れ合う(1年間は同じ講師が担当)、という授業がありました。

 

 

英語でのあいさつ、自己紹介なども取り入れつつ、様々な国の基本的なあいさつ、数の数え方、その国伝統のゲームなども教えてもらいます。

習慣の違いなどを理解していく良い機会であると思います。

 

この「国際理解」の授業と並行して、今年から「英語」の授業も始まっています。

「国際理解」の講師と「英語」の講師は別の講師です。

 

A小学校では今年はオーストラリア人の講師が全学年の英語の授業を担当しています。

 

フォローにあたる役割として、日本人の講師も1名一緒に授業を担当しているようです。

 

担任の先生もゲームのルールを理解していない子、思うように事が運ばずにいじけてしまう子、話をあまり聞いていない子、と様々な生徒に対応するため教室の後ろのほうでクラスを見守っています。

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さあ、45分の授業のスタートです。

授業のはじめには必ずハローソングを歌います。

 

Hello. Hello. Hello. How are you~♪ I’m fine.I’m fine~♪

 

全員立って歌い、振り付けもあります。

3年生くらいだとまだ照れもなく、ほとんど全員が大きな声で振り付けつきできちんと歌っています。

 

この日は「I like~.How about you?」の言い回し、動物の名前、を学ぶようです。

ゲームをおこなって授業を進めます。

 

子どもはゲームが大好きですから、説明の段階から集中してしっかりと聞く子がほとんどです。

まず見本を講師と選ばれた生徒が行います。

 

選ばれてしまった(!)生徒は、その性格にもよるでしょうが、緊張しながら皆の前で講師とデモンストレーションをおこないます。

クラスの人数を6グループに分けます。1グループの人数は4~5人です。

机は教室の後ろに下げ、教室の前方に広いスペースを作ります。

各グループ縦一列に並び、準備完了です。

 

まず、列の先頭の生徒がすぐ後ろに並んでいる生徒に自分の好きな動物を言います。

(例) 「I like koala.How about you?」

 

質問された2番目に並んでいる生徒は、今度は自分の好きな動物を答えます。

(例) 「I like penguin.」

 

これを繰り返していきます。

 

列の先頭にいた生徒は一番後ろに移動し、今度は列の2番目にいた生徒が先頭になります。

(例) 「I like penguin.How about you?」

 

次は3番目に並んでいた生徒が答えます。

(例) 「I like cat.」

 

全員に回ったら終了!1番に全員が回ったグループが1着!です。

 

「やったー、1番だ!」「なんだ、5着かよ。」

と大変盛り上がり、

「One more time! One more time!」

 

と2度、3度と繰り返したがる子がほとんどです。

 

3度も繰り返したらもうあっという間に45分、授業は終了です。

 

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次回はどんな授業がおこなわれるのでしょうか。

 

なるべく忠実に、子どもたちの生の声も取り入れつつレポートしていきたいと思います。

お楽しみに!

2013.05.01 |  524 | 

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